昨年父が他界し、実家には誰も住んでいなかったのですが、親戚の助けも借りて片付けて、ずっと売りに出していました。
小学校6年生の時に、市営アパートから引越ししておよそ30年お世話になりました。平屋で、いつも家族が近くに感じられるとても住みやすい家でした。
ご近所の方々にも、母亡き後の父を気にかけてくださったりと本当に感謝の気持ちで一杯です。
たくさんの物を処分しました。洋服、着物、みんなで食事したダイニングテーブル、母の趣味だった大量の布や毛糸、父の何千冊もの本、ビデオ、CDなどなど。
たくさん思い出はありますが、仕方ないこと。思い出は全て胸の中にです。
私の玄関前の収納を開けると、男物の傘が1本あります。父が私の家に来たとき、忘れていったものです。
あんなに色んな物が捨てられたのに、この傘は捨てられないんだなあ〜。
使わないのにねぇ。
不思議です。
この傘を返せる日までは、こちらの世界でがんばるしかないな、ですね(*´∀`*)