私の住んでいる街では、「ひたちアートプロジェクト」というものがあります。
日立市をテーマにした絵画公募展をして、入賞作品を街のあちこちに展示(壁画のように)して、街の魅力を発信しています。今年でもう6回を迎えました。
2年前、市役所に行った時の待ち時間に、ふと、ひたちアートプロジェクトのチラシが目に入りました。娘が美術の高校に進学したこともあり、ちょっと勧めてみることに。
娘は色々悩みつつ、日立市のかみね公園という動物園入り口を入ってすぐに見ることができるゾウの絵にすることにしました。
かみね公園は、休みの日は、晴れたら迷わずかみね公園へ行けば、子供は大満足する場所。
動物園は、大人は510円、子供100円で1日楽しめます。
私も、娘が小さい頃は、年間パスポートで1220円で1年間に何度も行きました。
動物とのふれあいコーナーやエサやり体験なども楽しみですが、動物の赤ちゃん情報もホームページで見られるので、赤ちゃんを見に行くのもおすすめです。
令和元年の今年のゴールデンウイーク中にもフサオマキザルとあなぐまの赤ちゃんが産まれたそうです❤️
話がそれましたが、ということで、高校生の娘は、かみね公園のゾウの絵を描き、「ひたちアートプロジェクト」に応募。
私の第六感が働き、これは入選すると感じました。
それから、なかなか入選の連絡が来ないので、普通なら「入選しなかったのか」とあきらめるところですが、私はもう第六感を信じて疑っていなかったので、
「もう、早く連絡くれないと、授賞式の日開けてあるのに・・・」
と頭のおかしい人のように入選した連絡の電話がいつ来てもいいように、携帯電話を肌身離さず持っていました(いつもはあまり持っていなかった)
そして、もう、授賞式まであと数日になってしまった日。私は、地元のお祭りの受付のお手伝いをしていました。
今日、絶対に連絡がくる、となぜか確信していた私は、受付しながらも携帯はしっかりポケットに。
電話はくるのか?こないのか?
そして、ついに携帯が鳴りました。知らない電話番号でしたが、迷わず出ました。
電話に出た私は、もうわかっていました。
「ひたちアートプロジェクトの・・・」
と説明されましたが、第六感を信じていた私は、もうわかっていたので、
「ありがとうございます(知ってました)」
「授賞式参加します(予定してましたから)」
ってな具合でした。
そのことを娘に話すと、
「ママの第六感じゃなくて、そこまで行くと呪いみたい。本当は、入選するのは奇跡なんだよ」
と笑われましたが。
そんなことないですよね〜。
ねぇ?
えっ?まさか?私の呪いで??
違いますよ〜😅
ということで、めでたく日立駅前にあるシビックセンター前の新都市広場の壁の壁画になったゾウの絵。
そしてあれから2年経った先日、今度は、地元の老人ホームから依頼があり、ゾウの絵がそちらにも飾っていただけることに。
穏やかな表情のゾウさんの絵。
娘も絵が街の2箇所にずっと残るのはとても嬉しいようです。
来春には街を出るかもしれない娘の軌跡(奇跡)が、永遠に街に残ります(*´∀`*)